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最近ではマイカーローンを組む場合でも、来店不要のネット完結で低金利なローン会社が増えてきましたよね。
とは言え、地元の金融機関なんかも含めると「まだまだお得に借りられるところがあるんじゃないの?」と思う方も多い事でしょう。
そんな人に役立つ地域別のおすすめマイカーローンを表で比較してご紹介します。
福井県でマイカーローンが組める金融機関
福井県内でマイカーローンを組める金融機関の一覧は、以下のとおりです。
金融機関 | 金利 | 限度額 | 期間 |
---|---|---|---|
福泉信用金庫 | 1.38%~1.48% | 1万~1000万円以内 | 1ヵ月~10年以内 |
北陸労働金庫 | 1.50%~2.60% | 700万円 | 最長10年 |
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要) | 2.975% | 50万円~1,000万円 | 6ヵ月~10年 |
福島銀行 「マイカーローン車助」 | 1.70%~2.90% | 10万円以上3000万円まで | 6ヵ月以上10年以内 |
福井信用金庫 「マイカーローン(しんきん保証基金付)」 | 1.65%~3.0% | 1000万円まで | 3ヵ月以上10年以内 |
静岡銀行(全国対応・来店不要) | 2.4%~3.4% | 100万円~1000万円 | 10年以内 |
住信SBIネット銀行 「MR自動車ローン」 | 1.775%~3.975% | 1000万円まで | 1~10年まで |
埼玉りそな銀行 「りそなマイカーローン」 | 1.900% | 最大500万円 | 10年まで |
福邦銀行 「ふくほうマイカーローン」 | 1.725%~4.525% | 10万~1000万円 | 最長10年 |
損保ジャパン(全国対応・来店不要) | 1.9%~2.85% | 999万円以内 | 6ヵ月~10年 |
北陸銀行 「ほくぎんWebでマイカーローン」 | 1.70% | 10万円~1000万円 | 1年以上10年以内 |
鹿児島銀行 | 1.80%~2.20% | 5万~1000万円以内 | 6ヵ月以上10年以内 |
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福井県でマイカーローンが組める金融機関は地方銀行や信用組合などたくさんの種類があり、その中から金利や限度額などを考慮したうえで検討していくことになります。
現在では申し込みから契約までネットで完結できるローンも多く、必ずしも自宅近くに店舗がなければ利用できないというわけではないだけに、できるだけ福井県内の幅広い範囲から金融機関を探していきたいところです。
実際に福井県内でマイカーローンが組める金融機関では福井県JAバンク、福井県医師信用組合、福井信用金庫、福邦銀行、福泉信用組合といった県内をおもな営業拠点として営業を行っているところが挙げられます。
身近な印象がある一方で小規模な経営を行っているところも多く情報がなかなか目に入らない面もあるので、必ず公式サイトなどに目を通しておくようにしましょう。
意外と有名な銀行に比べてもそん色ない環境でローンを利用できる場合もあります。
それから北陸労働金庫、北陸銀行といった北陸エリアをおもな営業エリアとしている金融機関もあります。
こちらは営業エリアで支店を展開していることが多く見つけやすいうえに地域密着型の経営で利用しやすいといったメリットもあります。
また普段からこれらの金融機関を利用しているとマイカーローンを利用する際に金利面で優遇措置を受けられるといったメリットを得ることができる場合もあります。
単純に金利だけで比較するのではなく、利用条件を踏まえたうえで自分が利用したときにどれだけ得になるのか、利用しやすいのかといった点までしっかりと確認しておくようにしたいところです。
あとは、全国単位など広い範囲で事業展開を行っている金融機関。やはり知名度や資本の規模などを考えると見逃せない存在でしょう。
メガバンク系よりも中堅規模の金融機関が多いのが特徴です。
代表的なところではイオ信用組合、鹿児島銀行、北国銀行、京都北都信用金庫、横浜幸銀信用組合、金沢信用金庫といった福井県に進出している地方銀行系、さらに損保ジャパン日本興亜、埼玉りそな銀行、住信SBIネット銀行などの有名どころが挙げられます。
これらは比較的情報収集を行いやすい面があるので公式サイトで必ず詳しい内容を確認しておくようにしましょう。
なお、京都北都信用金庫や鹿児島銀行などおもな営業エリアが離れた都道府県にある場合には、そのエリアと福井県で同じサービスが行われているかどうかのチェックも欠かせないでしょう。
こうした金融機関の場合、おもな営業エリアと他のエリアとでサービス内容に違いが見られるケースもあるので注意したいところです。
利用期間に関しては10年ところが多く金融機関ごとにそれほど大きな差は見られませんが、一方で金利に関してはかなりバラつきが見られるだけに具体的な内容をよく確認したうえでの判断が必要になってくるでしょう。
注意したいのは、金利はあくまで利用状況や融資額などを考慮したうえで個別に審査の結果判断されることです。
もっとも低い金利設定の金融機関で、実際にもっとも低い金利で融資を受けられるとは限りません。
自分が借りたい金額や用途、その金融機関と取引実績があるかどうかなども考慮したうえで「低い金利で借りられそうか」も意識したうえで比較検討していく姿勢も求められます。
変動金利で最安のマイカーローンは福泉信用組合
福井県で変動金利で利用しやすいのは、福泉信用組合の福井県のマイカーローンです。
金利は年1.48%、一定の条件をクリアすることで最高で1.38%まで優遇を受けることができます。
固定金利を含めても県内で最安クラスの数字です。
ただ信用組合の場合、融資を受ける際には一定の条件をクリアしていなければならないケースが多いので注意が必要です。
この福泉親友金庫の場合、公務員系の職業についている必要があるのでかなり限定されてしまうのが難点かもしれません。
具体的には福井県の職員、福井警察の職員、福井県立高校教職員、福井県特別支援学校教職員、福井県内町立小中学校教職員、福井県行政と関係の深い非営利法人職員です。
本人だけでなく生計を一にする家族が使用する自動車の購入に利用できるほか、他の金融機関からの借り換え資金として利用できます。
さらに自動車・バイクの修理費用、車検費用、運転免許取得費用、車庫やカーボートを建設する際に必要となる費用なども用途に含まれます。
ただし、こうした関連費用として使用する場合には融資額の20%、もしくは50万円までが条件となっています。
ポイントとしては申し込んだ時点からさかのぼって3ヵ月前までにすでに使った関連の費用に関しても融資対象になる点です。
借り入れ金額は1万円以上1000万円以内。マイカーローンとしては十分な金額設定といえるでしょう。
借り入れ期間は1ヶ月以上10年以内です。なお、先ほど挙げた金利に関しては契約日に設定されている利率が適用される形となります。
福泉信用金庫では4月と10月の年2回、金利の見直しを行っており、それぞれ見直した利率を7月と翌1月に適用しています。
ですから6月にチェックした金利をもとにこの信用金庫のマイカーローンに申し込んで、7月に契約が交わされた場合には金利の利率が変わってくる可能性が出てくるということです。
この点は基本的な注意事項として踏まえておいたほうがよいでしょう。
金利面のポイントしては、「給与振込優遇金利」という制度が用意されている点です。
給与が振り込まれる金融機関として福泉信用組合を利用している場合、金利を0.1パーセント優遇する制度です。
これは1万円以上の給与振込を確認した日の翌日から優遇される仕組となっています。
返済方法は元利均等返済方式と元金均等返済方式の2種類。給与控除による「毎月返済」と毎月返済とボーナスが支給される月(年2回)に返済額が増額される「毎月返済と賞与月増額返済の併用返済」のうちいずれかを選択することも可能です。
なお併用返済の場合にはボーナス月に返済額を増額できるのは借り入れ金額の50%以内まで。
ですから、たくさんボーナスを支給されたからといって、それで一気に返済してしまうといったことができないので気をつけましょう。
利用の際に重要なポイントとなってくるのが、担保・保証人の存在です。
原則として、借り入れ金額が500万円までなら、無担保・無保証人での利用が可能です。
ただし、勤続年数がまだ1年未満の場合には200万円までに設定されます。
このように金利面で非常に有利な環境で利用できる福泉信用組合のマイカーローンですが、先ほども触れたように利用できるのが県の職員に限定されるなど、どなたでも手軽に利用できるとはいえない面もあります。
それだけに自分が利用できるのかどうか見極めながら判断していきたいところです。
マイカーローンに限らずローンを利用する際には、変動金利か固定金利かの比較が欠かせません。
固定金利のほうが安心して利用できる一方でほとんどの金融機関では変動金利を導入しているため選択肢が限られてしまう面もあります。
基本的には変動金利の中から金利が低いところをピックアップしたうえで固定金利とも比較して最終的な判断を下す形となるでしょう。
変動金利の場合、景気の動向やその金融機関の運営状況によって見直されることが多いためどこが最安なのかを見極めるのが難しい面もありますが、もともと低金利をセールスポイントにしている金融機関の動向をチェックするなどして低い金利で利用できるチャンスを見逃さないようにしたいものです。
固定金利で最安のマイカーローンはJAマイカーローン
福井県で固定金利で利用できるマイカーローンでは福島銀行やイオ信用組合、福井県LAバンク、北陸労働金庫といった選択肢が挙げられます。
その中でもとりわけ金利面のメリットが大きいのが、福井県JAバンクが用意しているJAマイカーローンです。
金利は年1.30%。変動金利も含めた県内のマイカーローンの中でも最安クラスに位置しています。
この低い金利でずっと返済し続けることができるのですから金利の負担をできるだけ減らしたい方にとっては理想的な選択肢といえるでしょう。
ただしこのマイカーローンを利用する場合にはいくつかの条件をクリアしている必要があります。
・JAの組合員または組合員以外の個人であること
・さらに借り入れ時の年齢が満18歳以上75歳未満であること
・最終返済時の年齢が満80歳未満であるといった基本的な内容に加えて前年度の税込年収が150万円以上であること
・勤続または営業年数が1年以上であること
など年収や勤続年数に関する条件も課されているので注意したいところです。
自動車・バイクの購入に利用する場合には中古車も該当します。
さらに諸費用として
・車検や点検・修理にかかる費用
・自動車保険の掛け金に必要な資金
・運転免許の取得資金
・カーナビをはじめとしたカー用品の購入資金
・車庫の建設資金
・他の金融機関からの借り換え資金
なども含まれます。
なお車庫の建設資金として利用する場合には、建設費が100万円以内という条件が課されているので、検討している場合には気をつけましょう。
返済方法は、毎月元利均等返済方式。
毎月返済に加えてボーナス月の増額も可能ですが、その際の返済額は、借り入れ金額の50%以内という制限が課されます。
担保は不要ですが、保証人に関しては福井県農業信用基金教会の保証もしくは個人補償が求められます。
なお、この概要は「一般型」と呼ばれる種類のもので、すでに一度マイカーローンを利用したことがある方を対象にした「リピーター型」、三菱UFJニコス株式会社の保のもとで融資が行われる「ニコス保証型」、株式会社セディナの保証のもとで融資が行われる「セディナ保証型」などの種類もあります。
詳細に関しては公式サイトをチェックするか、直接窓口に問い合わせて確認しておきましょう。
住宅ローンに比べると借り入れ期間はそれほど長期にならないので不安材料は少ないとはいえ、返済している間に金利が見直されて利率がアップしてしまうと当初予定していた返済額よりも多くなってしまいます。
月々の返済をできるだけ減らそうと長い期間のローンを組んだ場合に変動金利はやはり少なからぬリスクを負う形になってしまいます。
マイカーローンの多くは変動金利の形で融資が行われており、固定金利で利用できる選択肢はごく限られてきます。
それだけによい利率で利用できる固定金利のマイカーローンは貴重になりますから、チャンスを逃さないようにしたいものです。
返済期間中は金利が変動せずに利用できる固定金利のメリットを挙げておきましたが、必ずしも固定金利がもっとも低い金利で融資を受けられる選択肢とは限らない面もあります。
融資額などの利用環境や審査の結果によっては変動金利のほうが金利の負担が少なくなるケースも考えられます。
ですから固定金利ばかりに固執するのではなく、あくまで選択肢の一つとして実際の金利や最終的な返済額の計算を行いながら比較検討していくようにしましょう。
固定金利の魅力は、なんと言ってもずっと同じ金利で返済し続けることができる点です。
ねらい目は「保証料無料」もしくは「保証料込み」の金融機関
マイカーローンに限らず金融機関から借り入れを受ける場合には、金利だけではなく保証料や手数料にも目を向けておきましょう。
契約の際に保証料の支払いが求められるケースも多く、返済計画においてはこの負担もしっかり組み込んでおく必要があるからです。
金利の低さをセールスポイントにしている金融機関にはこの保証料を別途に求められるケースが多く、その負担をプラスすると実質的な返済額が高くなります。
たとえば保証料の支払いが別途に求められる金利1.5パーセントのマイカーローンよりも、保証料無料もしくはあらかじめ保証料込みとなっている金利1.6パーセントのマイカーローンのほうが実質的な負担は安くなるケースも十分に考えられるわけです。
この保証料に関してはどのような形で保証を利用するかによっても違いができます。
個人の保証で利用する場合には負担する必要がない一方、金融機関が用意する保証を利用する場合に別途に負担が必要になるケースもあるからです。
そのため同じ金融機関の同じマイカーローンでも保証料が発生するケースと必要ないケースが出てきます。
保証料ありと保証料なしの違い
たとえば先ほど固定金利で最安の金融機関として挙げたJAバンクのマイカーローンでは個人保証のもとで融資を受ける場合には保証料は無料となるのに対して、金融機関が用意する保証を受ける場合には保証料が別途に必要となります。
具体的には、「一般型」で保証を受けられる福井県農業信用基金協会に対して年0.78パーセントの保証料が発生します。
そうなると金利が低いメリットがかなり失われてしまうことになるため、必ずしもこの金融機関のマイカーがお得とはいえない部分も出てくるのです。
この点に関しては保証を自分で用意できるか、金融機関が用意した保証を利用する必要があるのかによって事情がかなり異なってきます。
保証料無料に設定されている金融機関だけでなく、福井県JAバンクのように個人の保証なら無料で利用できる金融機関も視野に入れて選んでいく必要があります。
言い方を変えれば、マイカーローンの利用においては保証人を用意できるかどうかも返済額を左右する重要なポイントとなるわけです。
保証人の有無
保証料に関してはもうひとつ、保証人が必要かどうかもチェックが必要です。
担保・保証人が必要ではない、または借り入れ金額が一定額以下の場合には必要なく利用できるマイカーローンもあります。
こうしたマイカーローンなら保証料の負担を心配することなく利用できるので、保証人を確保できない場合には検討してみるとよいでしょう。
一定額以下の借り入れなら保証が必要ない場合にはその範囲内で資金調達が間に合うかどうかといった資金計画も必要でしょう。
保証料込みのケース
さらに金利に保証料金が含まれている場合もあります。
月々の返済額に保証料金も含まれる形で返済していく形になるため、保証料金を別途に支払う必要があるマイカーローンとの間に金利の設定額に開きが出てくる場合もあります。
単純に考えると保証料込みで年2.30%のマイカーローンと、保証料が別途に必要で金利が年1.60%、保証量が年0.8%のマイカーローンでは前者の方が最終的な返済額が少ない計算になります。
金利の数字だけで判断するとこうした部分を見逃してしまうこともあるので要注意、マイカーローンを探していく上で最大のポイントのひとつといっても過言ではないでしょう。
福井県で保証料込み、保証料無料のマイカーローン
福井県で保証料なし、もしくは保証料込みの金融機関を挙げてみるとまず先ほども触れた福泉信用組合。
ほかには福井信用金庫、鹿児島銀行、損保ジャパン興亜などが挙げられます。
保証料が別途必要な場合、利用環境によって必要な金融機関の場合は必ず詳細をチェックし、必要なら直接問い合わせてどれぐらいの負担になるのかを確認したうえで比較検討していくようにしたいものです。
手数料について
負担額に関してはもうひとつ、手数料も見ておきたい部分です。
金融機関のローンを利用する場合には取り扱い手数料、繰り上げ返済手数料、変更手数料、事務手数料などさまざまな手数料が発生する場合があります。
たとえばできるだけ返済額を少なくしようと繰り上げ返済を使用すると手数料が発生することが多く、そうなるとせっかくがんばってお金のやりくりをして返済額を節約しようと思っているのに手数料の負担で意味がなくなってしまうリスクも出てきます。
金融機関によって各種手数料が設定されているところもあれば、一部の手数料が必要になるところ、手数料が一切必要ないところがあります。
この点非常に魅力的なのが、福泉信用組合です。
保証料が不要なだけでなく、手数料も一切必要なく、繰り上げ返済を行う場合でも余計な負担を課せられることがありません。
金利面だけでなく、こうした使いやすさも含めて福井県内でもっとも使い勝手のよいマイカーローンといえるでしょう。
また、固定金利の低さが魅力だったJAバンクのマイカーローンでは、繰り上げ返済や返済条件を変更する場合にのみ手数料が発生します。
固定金利だけに契約の段階でしっかりと計画を立てたうえで返済期間・返済方法を決めておいて後になって変更しないことがポイントとなりそうです。
このように繰り上げ返済や返済環境を変更する場合に手数料をとる金融機関が多く、繰り上げ返済では5400円(消費税込)の負担が発生するのが一般的です。
保証料に比べると負担額はそれほど大きくないので必ずしも手数料無料のところがいいとはいいきれない面もありますが、繰り上げ返済を視野に入れたうえでローンを組む場合には頭に入れておいて損はないでしょう。
金利の優遇措置もチェックしておく
先ほど少し触れましたが、金融機関によっては一定の条件をクリアすることで金利の優遇を行っているケースも見られます。
複数の条件をクリアすると優遇される金利の幅がどんどん大きくなっていく場合もあるので、うまく活用すると一般的な金利よりも非常にお得な利率で利用することもできるのです。
こうした優遇を行っていない金融機関と積極的に行っている金融機関とでかなり差が出てくるため、一般的な金利の数字だけで判断しないよう注意したいところです。
こうした優遇措置でよく見られるのが、福泉信用組合でも見られた給与や年金の振込の金融機関に指定していると優遇されるケースです。
給与収入がある方は普段自分が振込口座に指定している金融機関でマイカーローンが用意されていないか、されているなら金利の優遇措置が用意されていないかどうかをチェックしてみるとよいでしょう。
逆に、この優遇が非常にお得な設定になっているマイカーローンを利用したい場合には、振込口座を切り替えるといった選択肢も出てくるでしょう。
福井県で金利優遇があるマイカーローン
福井県のマイカーローンでこうした優遇措置が目立つものでは、まず、鹿児島銀行が挙げられます。
給与・年金の振り込み指定をしていると年マイナス0.4%、住宅ローンを利用している場合には同じく年0.4%、「かぎんeバンクセンター」で仮審査の申し込みを行った場合には年0.2%の優遇を受けることができます。
とくに仮審査の申し込みは誰にでもできるので、是非とも利用したいところです。
福井信用金庫ではカードローン契約を行っている場合には年0.60%、給与・年金の振込口座に指定している場合には最大1.20%と非常に優遇される幅が広い設定になっているのが大きな魅力です。
北陸信用金庫では住宅ローンを利用している場合には年0.70%、給与振込(全額または10万円以上)口座に指定している場合でも年0.70%、財形貯蓄、エース預金、カードローン、インターネットバンキングに契約しているなど当金融機関のサービスを利用している場合には0.15~0.7%の優遇を受けることも可能です。
このように魅力のある優遇措置を用意しているかどうかは公式サイトでチェックすることができるので、必ずチェックしておくよう心がけましょう。
後になって「じつはあの金融機関のほうが金利が得だった」などと後悔することだけは避けたいところです。
ポイントとしては、複数の条件を満たすことで最終的にどれだけ優遇措置を受けることができるか、優遇されたうえでの最終的な金利をもとに他の金融機関との比較検討をしっかり行っていくことができるかです。
たとえば、保証料が別途に必要になる場合でもこうした優遇措置が適用された場合には、その負担を相殺することもできます。
一般的な金利、保証料や各種手数料、そしてこれらの優遇措置をすべてひっくるめたうえで、どこが一番負担が少ないのかを検討していくことで、よい金融機関を見つけることができるのです。
期間限定の金利優遇キャンペーンも狙い目
キャンペーンもチェックしておくと、お得な環境で融資を受けられるチャンスに恵まれることがあります。
金融機関では実施機関を限定したうえで金利面を優遇するキャンペーンを不定期に実施することが多く、うまくタイミングが合えば通常の金利よりも非常にお得な形で利用することができます。
不定期の形となりますが、「特別金利キャンペーン」などと銘打ったキャンペーンが実施されることもあります。
もしローンを探しているときにこうしたキャンペーンを実施している金融機関を見つけたら詳細をチェックし、期間内に申し込むことができるかどうか検討しましょう。
地域密着型の信用金庫よりも、比較的規模の大きな金融機関のほうがこうしたキャンペーンを積極的に行っている傾向があります。
キャンペーンに積極的な金融機関とそれほどではない金融機関があるのでその点を把握したうえでこまめに情報をチェックする金融機関とそうでないところを見極めておくと便利です。
ローン選びではじっくりと時間をかけて検討していくことも重要ですが、このキャンペーンのようにチャンスをうまく活かすことでお得に融資を受けられるケースもあるので、検討には時間と手間をかけつつもよいローンを見つけたらすぐに決める決断力もほしいところです。
来店不要のマイカーローンを探す
福井県の場合、住んでいる地域によっては近くに金融機関が少なく、思うようにマイカーローンを選べないケースも考えられます。
自宅近く、あるいは無理なく訪れることができる範囲に店舗がある金融機関だけに限定してしまうと、選択肢が狭くなって本当によいローンを利用できない恐れも出てくるわけです。
そんな時に便利なのがWeb上で手続きを行うことができる来店不要のマイカーローンです。
申し込みはもちろん、手続きから融資までWeb上や郵送を利用して行うため、近くに店舗がない場合でも無理なく利用することができます。
住信SBIネット銀行の「MR自動車ローン」はネット銀行の名前どおり来店不要で融資を受けることができます。
金利も年1.775~2.900パーセントと悪くない水準なので来店の手間を省きたいという方に向いているでしょう。
ほかには埼玉りそな銀行のマイカーローン、損保ジャパン日本興亜の「ジャパンダ・ネットマイカーローン」、福島銀行の「マイカーローン車助」なども来店不要で融資を受けられるローンです。
損保ジャパン日本興亜のローンに関しては先ほども触れましたが、保証料込みで利用できる点も魅力です。
利用条件をチェックする
お得なマイカーローンを見つけたら、後は申し込みの際に求められる条件をクリアできるかどうか。
何度か取り上げた福泉信用組合はローンの内容そのものは非常によいのですが、申し込むうえでの条件のハードルがかなり高くなっており、どなたでも利用できるローンとはいえない面もあります。
自分が申し込むことができるか、申し込むことができたとして審査をクリアして無事融資を受けることができるかも考慮したうえでマイカーローンを決める必要があるわけです。
金利が低いところをダメでもともとでも片っ端から申し込むというやり方もありますが、手間や時間を省くうえでもあらかじめ融資を受けられるチャンスが大きいところを厳選したうえで申し込みたいところです。
また、複数社に同時に申し込みをしてしまうと、申し込みブラックとなってどの金融機関からも融資を受けられない状態になってしまう可能性もあるので、リスクが高いです。
主な利用条件
審査の通りやすさに関しては申し込む方ひとりひとりの事情によって異なるので一概には言えませんが、申し込み条件のハードルが高いか低いかは事前にチェックできるので重要な比較検討の材料になるでしょう。
年齢制限
まず多いのが年齢制限。
福井県JAバンクのJAマイカーローンでは申し込み時で満18歳以上75歳未満、完済時で満80歳未満であることが条件でした。
これが福井信用金庫になると条件はなく満20際以上であることが求められます。
一方で、北国信用金庫の「北国マイカーローン」では上限が少々厳しく、満20歳以上満65歳以下、完済時の年齢が満70歳までとなっています。
この条件に関しては、利用年数とも関わってくるので重要な部分です。
たとえば北国銀行で65歳で申し込んだ場合では、最長でも70歳までの5年間しか借りることができない形になります。
そうなると資金計画に大きな影響が及ぶのは避けられません。
収入〇〇万円以上
もうひとつ注意したいのは、収入面です。
JAマイカーローンのように「前年度税込年収が150万円以上」と明確な基準を設けている金融機関もありますが、多くの金融機関では「安定かつ継続した収入がある」と少々曖昧な基準となっています。
この点のハードルが厳しいところでは損保ジャパン興亜の「年収280万円以上」という設定もあります。
住宅ローンに比べると収入環境に関する基準はそれほど厳しくはありませんが、自分の収入で利用できるかどうかを検討したうえで申し込むようにしましょう。
これは必ずしも条件が低いところほどよいわけではなく、ハードルが高い分それをクリアした場合には金利面や限度額がよい環境で利用できることもあるので、その点も頭に入れておきたいところです。
その他の条件
ほかの条件には信用組合の場合は組合員になる、もしくは組合員になる資格を有していることが求められることもありますし、その金融機関で口座を持っていることが条件に設定されていることもあります。
こうしたケースでは融資の申し込みに合わせて口座の開設や組合に加入することもできるのでこの点も含めて検討していく必要がありそうです。
利用用途についてもチェックしておきたい
用途に関しては自動車の購入という点においてはローンごとに大きな違いは見られませんが、車の購入だけでなく諸費用にもローンを活用したい場合にはどのような制限が課せられているかを必ず確認しておきましょう。
融資額の○○%まで諸費用として利用が可能、特定の用途で利用する場合には金額の上限が設けられるといった条件が課せられているところもあるのでしっかりチェックしておくのはもちろん、諸費用でどれぐらいお金を使うつもりなのか、申し込む前にできるだけ具体的な金額と用途の詳細をまとめておく準備も忘れないようにしたいものです。
このように福井県でマイカーローンを選んでいく上でもいろいろな選択肢があり、さまざまなポイントから選んでいく必要があることがうかがえます。
必ずしも大手や有名な金融機関がよいとは限らず、地域密着型の信用金庫や信用組合も必ずチェックしておくほか、それぞれの金融機関が独自に設定している申し込み条件や金利の優遇措置なども把握したうえで検討していくようにしましょう。
マイカーローン選びのポイントは金利だけじゃない
金利に関しては低金利を売りにしているマイカーローンの場合、年1.5~3%の範囲内の商品が多く、その中からどこが一番利用しやすいかを決めていく形になりそうです。
福泉信用組合のように条件はよいものの利用できる範囲が狭いタイプもあれば、来店不要の使い勝手のよさと最低金利が1.775%の低さが魅力ながら最高金利が3.975%と状況によってはかなり高くなってしまう面もある住信SBIネット銀行などもあります。
金利の上限が高い金融機関はほかにも埼玉りそな銀行など大手のところが目に付きます。
これは必ずしも大手のほうが金利が高めというわけではなく、大手の方が金利を高めに設定すれば少々厳しい条件でも審査をクリアして融資を受けられやすいといったメリットが関わってくる面もあります。
ですから収入や資金面で不安を感じている人ほど金利の低さだけにこだわるのではなく、必要としている資金をしっかりと調達できるかどうかも意識しながら選んでいく必要が出でくるでしょう。
なかなか難しい面もありますが、福井県でできるだけよいマイカーローンを見つるためにも、時間と手間を惜しまずに情報収集と検討を行っていきたいところです。
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