長崎県でおすすめのマイカーローン|金利・期間・限度額を比較

(この記事は約 17 分で読めます。)

最近ではマイカーローンを組む場合でも、来店不要のネット完結で低金利なローン会社が増えてきましたよね。
とは言え、地元の金融機関なんかも含めると「まだまだお得に借りられるところがあるんじゃないの?」と思う方も多い事でしょう。

 

車査定

長崎県でマイカーローンが組める金融機関

金融機関金利限度額期間
長崎銀行3.1~3.5%800万円まで最長10年
静岡銀行(全国対応・来店不要)2.4%~3.4%100万円~1000万円10年以内
鹿児島銀行1.8%~1000万円以内6ヵ月以上10年以内
三菱UFJ銀行(全国対応・来店不要)2.975%50万円~1,000万円6ヵ月~10年
損保ジャパン(全国対応・来店不要)1.9%~2.85%999万円以内6ヵ月~10年
九州ひぜん信用金庫3.0~4.5%1000万円以内3ヵ月以上10年以内
西海みずき信用組合2.3~7.0%1000万円以下10年以内
佐賀共栄銀行2.0~3.0%1000万円以内10年以内
佐賀銀行1.8~2.3%800万円以内120ヶ月以内
十八銀行1.9~3.3%1000万円以内最長10年
長崎三菱信用組合2.20%500万円以内10年以内
西日本シティ銀行2.4~2.9%1000万円まで最長10年まで
九州労働金庫2.2~2.9%最高1000万円10年以内

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変動金利で最安のマイカーローンは九州労働金庫

長崎県でもっとも低い金利で借りることができるのはどの銀行なのかをまず第一にチェックしておきたいところです。

この点もっとも優れているのが九州労働金庫です。
変動金利の基本利率が最高で年2.4%。
返済している間に変動することがあっても高い水準にまで達するようなリスクは少なく、固定金利と比べても遜色ないレベルで計画的な返済を行っていくことができるでしょう。
また、この九州労働金庫では後述するキャンペーンによる金利の優遇も見逃せませんね。

同じく変動金利の最高が年2.40%に設定されているのが西日本シティ銀行です。
しかもこちらは最低が1.70%。
九州労働金庫の1.90%に比べて低い水準となっているのでこちらの方に軍配があげてもよいかもしれませんね。
どちらがよいかは限度額や返済期間といった基本的な融資内容に加えてさまざまなサービス面の充実も比較したうえで判断したいところです。

なお、この西日本シティ銀行においてもキャンペーンによる金利の優遇が積極的に行われていますが、優遇される幅は九州労働金庫のほうが恵まれていることが多いようです。
ただキャンペーンの内容は毎回変化するのでマイカーローンを利用しようと思ったときにどんなキャンペーンが実施されているかを確認し比較検討していくことも大事ですよ。

固定金利で最安のマイカーローンは鹿児島銀行

一方固定金利ではどの程度の水準なのか?
長崎県内の銀行のマイカーローンでは固定金利を優遇するキャンペーンや特別なローンがいろいろと用意されており、どこが一番金利が低いのか比較するのが難しい面もあります。

たとえば西海みずき信用組合では新車の購入を限定にした「ハンドルキーパー運動タイアップ商品」というマイカーローンが用意されており、固定金利は最安で1.80%と県内でもトップクラスの水準となっています。
ただ利用する上での条件が限られてしまうのが難点ですね。

もうひとつ、さらに固定金利が低く設定されている銀行のローンもあります。
長崎県医師信用組合の「オートローン」で、こちらは5年以内なら1.50%、7年以内なら1.60%とよい設定となっています。
ただこちらは西海みずき信用組合に比べても利用できる人の幅が狭いので「この銀行のマイカーローンが一番安い」と言い切るのはためらいが出てきます。

車の購入を検討している人を対象に幅広く利用できるマイカーローンの中でもっとも低い水準にあるのが鹿児島銀行です。
最安で1.80%と変動金利の最安と比較しても低い水準となっており「だったら変動金利ではなく固定金利を選んだ方がいいじゃないか」と思う方も多いかもしれません。

ただし、鹿児島銀行では一定の条件を満たすことで金利が優遇される制度が充実しており、こうした条件をクリアすることでこうした低い金利が設定されることがあります。
具体的な金利に関してはこの数字よりも若干高めになることもあるので詳しい点については直接窓口に相談に訪れるのが確実でしょう。

ほかには佐賀銀行も最安で1.80%、最高でも2.30%(鹿児島銀行では2.20%)の水準となっており、こちらも最安の有力候補となるでしょう。

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ねらい目は「保証料無料」もしくは「保証料込み」の金融機関

メモをとっている女性

注意したいのは金利だけでマイカーローンを比較するわけにはいかない点ですよね。
ローンを利用する際には保証会社の保証が必要になる、または団体信用生命保険への加入が求められるケースも見られます。
そうした場合には利息とは別に保証料がかかります。

難しいのは利息の中にこの保証料も含まれているケースと、別途に必要になるケースがあることです。
さらに保証会社の保証や団体信用生命保険への加入が必要なく、そもそも保証料が必要ないケースも見られます。

ですからそれぞれの銀行がマイカローンのページで掲げている金利の数字だけを比較するだけでは本当に月々の負担額と最終的な返済額が少ないところを見つけることができない恐れが出てくるのです。

この保証料というのがなかなか厄介なもので、年0.3%程度の負担が求められるのが一般的です。
つまり掲げている金利に保証料が含まれているローンとそうでない銀行では単純に年0.3%程度の差が出てくるわけです。

たとえば固定金利で年2.2%で保証料が含まれていないローンと、変動金利で年2.4%で保証料込みのローンではどちらが得なのか?
なかなか判断が難しいケースも出てくるわけです。
ポイントは変動金利の場合、金利そのものは景気の動向などさまざまな要因で変動する余地がある一方で保証料に関しては変化しない点です。

女性と車

さらに複雑なことに保証料を固定料金として設定しているローンもあります。

具体的な例を挙げると佐賀銀行では100万円借りた場合には3年の融資期間で1万500円、5年の融資期間で1万7500円、7年の融資期間で2万4500円の保証料が求められます。この負担額を含めて最終的な返済額がどの程度になるのかもよく計算したうえで判断していかなければならないわけです。

もうひとつ、保証料と融資を受けたときに一括で支払う場合と、月々の金利に上乗せされる形で支払う場合のいずれかを選択できる銀行もあります。
佐賀銀行の場合、上述した金額を一括で支払う方法と金利に0.7%分上乗せする形で支払っていく方法の2種類があります。
金利に上乗せする場合には融資額や返済期間によって最終的な保証料が決まってくるため、どちらがよいのかを選択したうえで他のマイカーローンとの比較検討が求められます。

このようにこの保証料込みかどうか、込みならどのような形で支払う方法を選択するかによって各金融機関のマイカーローンの評価が変わってくるわけです。
ただ最初に選ぶ際には保証料なし、保証料込みのものからチェックしていくとわかりやすいでしょう。

この点では固定金利の安さを取り上げた鹿児島銀行が魅力です。
審査の結果保証が必要ないと判断された場合には保証料を支払う必要がなく、もし保証が必要になった場合には保証料込みで金利が設定されるので非常にわかりやすく、月々の返済額が計算しやすくなります。

車と女性

また先ほども触れたように特定の条件を満たすことで金利の優遇を受けることができますよ。
もちろん保証料なし、保証料込みの形で優遇を受けることができるのでわかりやすく、しかもお得です。

もうひとつこの点で優れているのが十八銀行のマイカーローン「車快人」です。
こちらは保証料込みの形で金利が表示されるのでわかりやすく、計算がしやすい形となっています。

はじめてマイカーローンを比較検討する場合にはわかりやすさも踏まえつつ、こうした保証料なし、保証料込みのマイカーローンを優先してチェックしてみるとよいでしょう。
またこのディーラーのローンの多くは金利とは別に保証料が求められるため、銀行のマイカーローンを選ぶ大きなメリットのひとつともなっています。

金利の振り幅に注意

上限と下限を示す男性

各銀行のマイカーローンを紹介するページに表示されている金利はいろいろな条件を満たした上で最低の金利が適用された数字であることがほとんどです。
当然貸す側としてはできるだけ金利の低さをアピールしたいわけですから、こうした表示方法になるのは当然といえば当然でしょう。

しかしこれがマイカローンを選ぶ側からすると面倒の種になってしまうのは否めません。
何しろ実際に申し込んだところで表示されている金利の利率が適用されるとは限らないわけで、「これなら別の銀行のローンの方がよかった」などと後悔するリスクを抱えています。

銀行の中には金利の数字を「○○%~○○%」と最安と最高の数字の両方を表示する形をとっているところもあります。
この振り幅を踏まえたうえで判断していくことが求められるわけです。基本的には最高の数字を基準にして比較検討することになるでしょう。
「最悪でもこの数字以上にはならない」との前提で評価すればいざ申し込んで審査を受けたときになってガッカリすることもなくなりますよ。

うっかり手続きを忘れた女性

また、銀行によっては最安の数字だけを挙げたうえで「具体的な金利はお申し込み状況によって変化します」「審査の結果決定されます」といった曖昧な表現をしていることもあります。
この場合は評価が難しいですが最安の利率よりも1.0%以上高くなるケースは少ないため、最安の利率から少し上乗せしたうえでほかのマイカーローンと比較していくのがもっとも確実でしょう。

この金利の振り幅についてもうひとつ悩ましいのが金利の優遇措置を設定している銀行のケースです。
その最安の数字が優遇がすべて適用された場合のものを表示している場合とそうでない場合があるからです。

優遇が適用されたうえでの最安を表示している場合には当然もっとも高い利率との振り幅が大きくなりますし、最安の利率も自分がどれぐらい優遇制度が適用されるかによって変わってきます。

逆に優遇が適用されていないシチュエーションでの最安を表示している場合は振り幅が狭くなる一方、うまく優遇が適用されればどれだけ金利が低くなるのかを判断しづらい面も出てきます。

ですから金利の優遇が用意されている銀行のマイカーローンでは必ず優遇の条件を確認したうえで自分が優遇を受ける可能性があるのかを確認したうえで金利の振り幅を見極めましょう。
この点を確認しておかないとサイトのページに表示されている振り幅と、自分が実際に申し込む際の振り幅の間に大きな差が出てしまう恐れが出てきます。

金利の優遇措置が用意されているかどうか

安い保険料に喜ぶ女性

この金利の優遇措置をどれだけ細かくチェックできるかが長崎県でお得な銀行のマイカーローンを見つけることができるかの鍵を握ります。
基本の金利は高めの水準に設定されている銀行でも優遇がすべて適用されるとたちまちトップクラスの低い水準に躍り出るケースも見られるからです。

少し具体的な例を見てみましょう。たとえば十八銀行では当銀行で住宅ローンを利用している、もしくは1年以内に完済している方、さらに当銀行を給与振込の金融機関として指定している方は最大年0.9%の金利の割引が行われます。

0.9%という数字は非常に大きいですから無視できません。こうした他のローンを利用している、給与振込みに利用しているといった条件はまさに銀行のマイカーローンならではの魅力、必ずチェックしておきたい部分ですし、ローンの申し込みと合わせて給与振込の指定口座を変更するといった検討も行ってみたいところですね。

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十八銀行ではさらに当銀行のカードローンを持っている場合に年0.2%、EV(電気自動車)を購入する場合にも年0.2%の優遇が行われます。

ですからすべての条件を満たすことで年1.3%も割引されるわけです。
この銀行の基本金利は固定金利で年3.3%、変動金利で年3.2%ですから、マイナス1.9%が適用されることで長崎県内でも屈指の低水準に躍り出ることになります。

優遇措置が充実している金融機関では鹿児島銀行も見逃せない存在です。
しかも簡単にクリアしやすい条件が多く、申し込みの際にはチェックが欠かせません。

まず住宅ローンの「かぎん住宅ローン」を利用している場合に年0.4%、当銀行に給与・年金の振り込み指定がある場合に年0.4%、他の金融機関からの借り換えの場合に年0.4%、「かぎんeバンクセンター」で仮審査の申し込みをした場合に年0.2%、「かぎんeバンクサービス会員」の場合に年0.2%、優良ドライバー、またはSDカードを所持している場合に年0.1%、「MOZECA会員」の場合に年0.2%。このように特定の会員になることで優遇を受ける条件が多く、申し込みの際にはぜひ検討しておきたい部分でしょう。

電卓と車

ほかにも佐賀銀行では住宅ローン(フラット35は除く)を利用するか、カードローンまたはモテカカードを契約していると固定金利で年1.8%の利率が適用されます。この利率も長崎県内ではトップクラスの低水準ですから十分に検討してみる価値があります。

変動金利の低さが評価できる九州労働金庫でも金利引き下げサービスが用意されています。他の金融機関のローンからの借り換え、住宅ローン契約者、カードローン契約者、3取引以上の契約者の4つの条件それぞれに0.1%の優遇が用意され、最大で0.2%まで適用されます。変動金利で利率が低いところを探している方はこの金融機関の優遇制度は見逃せないでしょう。

優遇される割引率の高さでは西日本シティ銀行も見逃せません。この銀行では優遇が適用される4つの条件を用意しています。
まず当銀行の住宅ローンを利用しているか、給与振込み先の銀行にしているかでマイナス0.4%、カードローンを利用していることでマイナス0.1%、「ALLINONE」「NCBダイレクト」を利用していることでそれぞれマイナス0.1%。ポイントは優遇幅の上限が設定されておらずすべてを満たすと合計0.7%がまるまる適用されることです。

もともと西日本シティ銀行は変動金利で年2.4%、固定金利で年2.9%とかなりよい金利設定になっていますから、優遇措置の条件を満たすことができれば長崎県内のマイカーローンの中でも有力な選択肢となるのは間違いないでしょう。

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利用条件もチェック!

物思いに耽る女性

最終的な金利は審査の結果に判断されます。審査の際に金融機関側が「リスクが高い」と判断するほど金利が高くなってしまうわけです。
先ほど触れたようにほとんどの金融機関のマイカーローンでは金利設定に振り幅があり、最安に近い利率で融資が受けられるか、それとも最高に近い利率になってしまうかも審査の内容で左右されます。

そうなるとマイカーローン選びではどれだけ審査を通りやすいかも大事なポイントとなってきます。
最安の利率が同じレベルの金融機関であってもA社は利用条件のハードルが高く審査が厳しいと利率が高くなりがちなのに対してB社はハードルが低く審査が通りやすいと利率が低く設定されるチャンスに恵まれます。
この点は単純に表示されている金利設定だけで判断できない部分もあるので悩ましいところです。

こうした審査が通りやすいか、できるだけよい金利で融資を受けられるかを事前に把握するのは難しいものですが、利用条件をチェックすることである程度推測することができます。
簡単に言えば利用条件がハードルが低いほど審査が通りやすくなる一方、ハードルが高いほどクリアしたときに金利面が有利な環境で受けやすくなるわけです。

ですからマイカーローンを比較する場合には必ず利用条件の内容もチェックしておくことが必須です。
この利用条件に関しては具体的な条件が課されている場合とそうでない場合があるのでその点もよく見ておきましょう。

疑問を抱く女性

具体的な条件の代表格が年齢制限です。
ほとんどのマイカーローンでは申込み時の満年齢が20歳以上と設定されていますが、上限は各金融機関によって異なります。
たとえば九州ひぜん銀行では満65歳以下、西海みずき信用組合では完済時の年齢が75歳未満など。

これは融資期間や審査の結果にも影響を及ぼす部分です。
たとえば完済時の年齢が75歳未満のマイカーローンを67歳で利用した場合、そのローンの融資期間が最長10年であっても実際に利用できるのは8年程度となるわけです。

また、申込み時の年齢の上限が65歳のローンと70歳のローンでは60歳のときに申し込むときの審査基準が当然異なってきます。
年齢の上限が高いほど高齢でも審査が通りやすくなりますから、高齢でマイカーローンを利用したい場合には非常に大事な部分となるでしょう。

信用組合や信用金庫といった地域密着型の経営を行っている金融機関の場合、都市銀行やメガバンクにはない利用条件が課される場合もあります。
典型的なのが組合員か申込みとともに組合に加入できること、その信用金庫の営業エリア内に居住・勤務している場合などです。

後者に関しては長崎県に在住している人が県内の金融機関を探す場合には大きな問題にはなりませんが、前者は組合に加入してまでマイカーローンを利用する価値があるのかどうかよく検討したうえで判断する必要が出てくるでしょう。

虫眼鏡で2台のおもちゃの車を観察

曖昧な表現で設定されている条件もあります。
年齢制限と並んでどの金融機関のローンにも記載されている「安定・継続した収入があること」がその代表格です。
この「安定・継続した収入」がどの程度か事前に把握するのが難しいために申し込んでも審査で落とされてしまうといったケースが起こりうるのです。

この収入に関しては具体的な金額を表示しているところもあります。
たとえば長崎銀行では給与所得者、個人事業主ともに前年度の年収(または所得)が200万円以上であることが申込みの条件となっています。

他の銀行のマイカーローンへの申込みを検討している場合でもこの額をクリアしているかどうかが一つのポイントとなりそうですね。
また損保ジャパン日本興亜では前年度の年収が280万円と少々高めに設定されているので注意しましょう。

ほかにも長崎銀行、西海みずき信用組合のように勤続年数を条件に設定している金融機関もあります。
いくら前年度の年収が高くても安定した勤務環境ではない場合には申し込むことができないわけです。

指を立てる男女

勤続年数は1~3年以上に設定されていることが多いのでそれほど高いハードルではありませんが、転職したばかり、またはこれから転職を検討している方は注意しておいた方がよさそうです。

やや特殊なケースでは西海みずき信用組合の「ハンドルキーパー運動タイアップ商品」と銘打たれたマイカーローンもあります。
これは個人の車を新車で購入する際に金利面などで優遇が受けられるものです。

通常のマイカーローンに比べると用途がかなり限定されてしまい、基本的には新車の購入料金のみが用途になりますが、新車を購入したい、車検や修理費用などは必要ないといった方には注目しておきたい選択肢となるでしょう。

佐賀共栄銀行では「オートローンプラス」「新オートローン」と2種類のマイカーローンを用意しており、それぞれ内容に若干の違いが見られます。
たとえば利用条件では「オートローンプラス」が申込み時の年齢が満18歳以上なのに対して「新オートローン」では満20歳以上となっています。
こうした同じ金融機関で複数のマイカーローンが用意されている場合にはより細かい点を比較しながら判断していく必要もでてくるので意識しておきたいところです。

ネット申込みで完結できるか

スマホを操作している女性

ネットバンキングの利便性が向上したことで金融機関の多くのサービスにおいてネットで利用できるようになりました。
ローンに関しても申込みから手続きまでネットで完結できる商品が増えており、わざわざ来店する必要もなく融資を受けることも可能です。

長崎県内のマイカーローンでも来店不要、ネット完結で申込みが可能な商品があります。長崎県内といっても広いですから、いくら金利面で恵まれていても自宅から遠い店舗へわざわざ出向くとなると大変です。

ましてこれから車を購入しようと考えている人がローンを組むわけですから、遠隔地まで公共の交通機関を使って訪れなければならないケースも出てくるでしょう。
地域によっては近くに金融機関そのものが少なく選択肢が限られてしまうといったケースも考えられます。

ですからネット上で長崎県内のマイカーローンをチェックする場合には現実的に利用できるかどうかもよく考えた上で比較検討していく必要があるわけです。
その際に来店不要で利用できる選択肢は非常に貴重です。たとえ近所によい金融機関がなくても来店不要のマイカーローンなら問題なく利用できるからです。

車を手に乗せている女性

長崎県内で来店不要で利用できるマイカーローンではまず鹿児島銀行が挙げられます。
金利の優遇など充実したサービス内容が特徴となっている鹿児島銀行ですが、この点においてもかなりよい選択肢といえるでしょう。

同じく金利の優遇措置が恵まれている十八銀行も来店不要で申込みが可能です。
この銀行のマイカーローン「車快人」では来店してもネット完結でも利用できるので都合に合わせて選べる点も魅力です。

ほかには住信SBIネット銀行の「MR.自動車ローン」もネット銀行だけあって来店不要で利用できます。
さらに損保ジャパン日本興亜の「ジャパンダ・ネットマイカーローン」、福島銀行の「マイカーローン車助」なども挙げられます。

ただ注意したいのは来店不要で便利だからよいと簡単に片付けるわけにはいかない点です。
とくにはじめてマイカーローンを利用する場合にはやはり窓口で担当者から直接話を聞くことは大事です。

ネットやチラシに記載されている内容では詳細が確認できないことも多いですし、自分の年収や就業環境で審査をクリアできるか事前に問い合わせておきたいというケースも出てくるものです。

特約のチェック

ですからできれば来店して話を聞く。
それが難しい場合には来店不要のローンを選ぶといった選び方も検討してみましょう。

また来店不要の金融機関を選ぶ場合でもどこかひとつは来店して話を聞いてみて、マイカーローンの内容や実態などを確認しておくことも大事です。
やはりネットからの情報だけでは知ることができないことが多く、話を聞いてみて申し込む気になるケースも出てきますし、逆のパターンもあるものなのです。

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手数料などの諸費用について

車と電卓とお札に囲まれている人形

保証料とともにマイカーローンを利用する際の負担として注意しておきたいのが各種手数料です。
細かな手数料が積み重なっていくことで思いのほか負担がかさんでしまうケースも見られるからです。

とくに気をつけたいのが繰り上げ返済手数料です。
ローンでは繰り上げ返済を視野に入れたうえで返済計画を練るのが鉄則です。早く返済できればできるほど利息の金額が減り、最終的な返済額も少なくなるからです。

また早く返済を済ませることができると思えば節約するモチベーションにもなるものです。しかし繰り上げ返済の際には手数料が発生する金融機関が非常に多いのです。

車を手に乗せてOKサインを出す女性

せっかく節約して繰上げ返済をしようと思ったのに手数料の負担で節約した分のメリットがほとんど失われてしまう事態に陥ることもあります。

貸す金融機関の側としては利息で利益を得る部分があるため、あまり積極的に繰り上げ返済をしてもらっては困る面もあるため、手数料の形で利益を肩代わりさせる部分もあるのです。

一方繰り上げ手数料が無料で好きなだけ繰り上げ返済ができる金融機関もあります。
1回に数千円の手数料が発生する場合、10年間の融資期間で数回繰上げ返済をすると手数料が発生しない場合と比べて数万円もの差が出てくる計算になります。

マイカーローンを選ぶときには0.1%単位で金利の違いを比較検討して少しでも利息が少ないところを選んでいくものです。
しかし金利が安いところを選んでも手数料が高いと金利のメリットを手数料が相殺してしまうケースも出てくるのです。

ですから繰り上げ返済をできるだけ行っていこうと考えている場合には数量が無料に設定されるところを優先して選んでいきましょう。
それで多少の金利の差はカバーできます。

自動車保険料

長崎県内で手数料の設定が恵まれているところでは鹿児島銀行がまず挙げられます。
ここのマイカーローンでは繰り上げ返済手数料のか取り扱い手数料、返済条件変更手数料がすべて無料となっています。
何らかの事情で返済条件を変更するときにも負担がかからないので非常に魅力的です。

それから西日本シティ銀行。こちらも繰り上げ返済手数料が無料となっており、何度も繰り上げ返済しても余計な負担がかかりません。

この金融機関は先ほども少し触れたように金利の優遇措置が恵まれているので併せてチェックしておきましょう。

金利が優遇された環境で融資を受けたうえで繰り上げ返済をうまく利用していけば当初の予定よりもずっと少ない利息の負担で返済することも可能でしょう。

ただこうした手数料が無料に設定されている金融機関はごく限られています。
この点だけで選択肢を絞り込んでしまうのも問題があります。手数料が有料の金融機関の設定がどの程度なのかも見たうえで比較検討していきましょう。

たとえば事務手数料は1000円(税抜)のところが多く、それほど大きな差は見られません。

一方で繰り上げ返済手数料に関しては5000円程度のところから1万円程度のところまで幅があるため、よく比較検討したうえで判断したいところです。

また、公式サイトのページでは具体的な手数料の金額を表示していないことも多く、金利面などでよさそうなマイカーローンで手数料が気になる場合には直接問い合わせるなど積極的な情報収集の姿勢も欲しいところですね。

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キャンペーンをうまく活用する

インターネットをする男性

これまで取り上げてきた部分からもマイカーローン選びは標準金利の設定だけでは判断しきれない面があります。
保証料の存在、金利の優遇措置、手数料の負担…これらのポイントに加えて忘れてはならないのがキャンペーンです。

長崎県内の金融機関でも期間限定の形で金利を優遇するキャンペーンが行われています。
同じ金融機関のマイカーローンでも通常時かキャンペーン時かで融資を受ける環境に大きな差が出てきます。

たとえば九州ひぜん銀行では「カーライフローン」において金利を最安で1.9%に設定するキャンペーンを実施しています。
九州ひぜん銀行では金利に保証料が含まれているため、こうしたキャンペーンのチャンスを活かすことで県内でもトップクラスの低い利率で融資を受けることができるようになります。

また長崎銀行の「ながさきEZマイカーローン」でもキャンペーンが実施されることがあり、金利の優遇措置と組み合わせることで最安1.5%の金利で融資を受けることができる内容となっていました。

不定期で実施されるキャンペーンのチャンスをいかにうまく活かすことができるか。
このあたりにも長崎県でよいマイカーローンを見つけるポイントとなるでしょう。
またディーラーなどのマイカーローンにはない金融機関のマイカーローンの魅力でもあります。

とくに急いで車を購入する必要がない場合には少し余裕を見て県内の金融機関のキャンペーンの状況を確認してみるのもよいかもしれません。

また、こうしたキャンペーンは金融機関側の都合で急に内容が変更されたり、終了するケースもあります。

期間限定ではなく申込が定員に達した段階で終了するタイプもあるため、じっくりとキャンペーンの情報を見極めつつ、「これだ!」と思えるものがあった場合にはすぐに決断して申し込む迅速な対応も欲しいところです。

さらに長崎銀行のところで少し触れましたが、キャンペーンでは金利の優遇措置と組み合わせて金利が引き下げられるケースがある一方でどちらか一方しか適用されないケースもあります。

暑い夏

さらにキャンペーンが適用されるための条件が設定されていることもありますから、実際に自分がキャンペーンを利用できそうだと思った場合にはどれぐらいのメリットがあるのか、事前によく確認しておくことも忘れないようにしたいものですね。

キャンペーンとはやや趣が異なるものの、災害など特別な事情で救済目的も合って金利面が優遇されたマイカーローンが用意されることもあります。

こうした特別なローンを利用しなければならない状況に陥らないに越したことはないわけですが、万一のときのことを考えて選択肢の一つとして頭に入れておくとよいかもしれません。

全体的に見て長崎県内ではマイカーローンの選択肢に恵まれている一方、都市銀行のローンが多い印象が見られます。地域密着型の信用組合、信用金庫が少なく、その分県内の広い範囲から情報収集を行う必要が出てくるでしょう。

長崎銀行、福岡銀行、鹿児島銀行、佐賀銀行など九州を拠点に事業展開を行っている都市銀行が多く、それぞれ個性的なマイカーローンを用意しているのでひとつひとつ検討していきたいところです。

それにプラスして損保ジャパン日本興亜、住信SBIネット銀行、福島銀行、りそな銀行など広く全国規模で事業展開を行いつつ来店不要のネット申込みを受け付けている金融機関も長崎県内で見つけることができます。

選択肢だけでなく情報も多く見つけられるため、細かくチェックして比較検討できる人ほど自分にとってよいマイカーローンを見つけやすくなる地域といえそうです。

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