自動車保険見直しガイド
充電中の電気自動車

充電中の電気自動車

エコカー割引とは、電気自動車やハイブリッド車などのエコカーを対象とした任意保険の割引制度です。名称は”エコカー割引、電気自動車・ハイブリッド割引、先進環境対策者割引など、保険会社によって様々です。

現在、エコカー割引を採用しているのは約10社。これらの自動車保険ではエコカー割引を受けられるのですが、割引率や対象車種が異なります。

・自分の車はエコカー割引の対象なのか?
・どの保険会社と契約すれば保険料が安くなるんだろう?

このような疑問を抱いている人も多いはずです。エコカーに乗っているのに、割引が適用されない事態はなるべく避けたいですし、また割引率の高い保険会社を選びたいですよね。

そこで、今回はエコカー割引を採用している各保険会社の対象車種や割引率、適用期間などについて紹介します。

エコカー割引の対象車は?各保険会社で微妙に異なるので要チェック

エコカー割引における”エコカー”とは、以下の車を指します。

  • ① ハイブリッド自動車
  • ② 電気自動車
  • ③ 燃料電池自動車
  • ④ 天然ガス(CNG)自動車
  • ⑤ メタノール自動車
  • ⑥ 液化石油ガス(LPG)自動車

ただ冒頭でも述べたように、保険会社によってエコカー割引の対象車種が異なります。上記全てのエコカーを割引対象としている保険会社もあれば、一部のエコカーだけ割引対象としている所もあるんですね。

その違いをまとめた表が以下の一覧表です。表に記載されている番号は上の箇条書きの番号と対応させています。

なお、所有している車がどのエコカーに該当するのかわからない場合は、車検証の「備考欄」又は「燃料の種類の欄」で確認して下さい。バイブリッド車や電気、CNGなどと記載されているはずです。


(最終更新日:2017年4月19日)
保険会社対象車種
マイカー共済①②③④⑤⑥
共栄火災①②④
あいおいニッセイ同和損保①②③④
東京海上①②③④
朝日火災①②
損保ジャパン日本興亜①②④
富士火災①②
セゾン自動車①②
ソニー損保
三井ダイレクト損保①②③
チューリッヒ①②③④⑤

マイカー共済やチューリッヒは幅広い車種に対応している事が分かりますね。逆に、ソニー損保は電気自動車のみが対象となっています。

このような違いが有るので、「エコカーに乗っているから、当然保険料の割引を受けられるだろう」という思い込みは無くさないといけません。自動車保険の見積や比較をする際はこの点に注意して行ってくださいね。

【比較】各保険会社のエコカー割引の割引率

各保険会社のエコカー割引の割引率は以下の通りです。

(最終更新日:2017年4月19日)

保険会社割引率(額)初度登録日から何ヶ月以内の
自動車の契約に適用されるか。
共栄火災5%13ヶ月以内
あいおいニッセイ同和損保3%13ヶ月以内
三井住友海上1%25ヶ月以内
東京海上3%13ヶ月以内
朝日火災3%13ヶ月以内
マイカー共済7%記載無し
セゾン自動車1,200円13ヶ月以内
ソニー損保1,000円37ヶ月以内
三井ダイレクト損保不明13ヶ月以内
チューリッヒ不明初度登録日が
平成22年1月1日以降の自動車

このような割引率が設定されていますが、保険会社によって保険料全体を割引対象としている所もあれば、特約の保険料を割引対象外としている所も有ります。

そのため、割引率のみで判断するのではなく、実際に見積もって保険料を比較する事が大切です。割引率が分からない保険会社も有りますからね。

なお、人気のハイブリッド車「プリウス」と「アクア」の見積結果を下記記事で紹介しているので、参考情報としてご利用ください。

トヨタ プリウスの保険料を3社で見積もり取ってみた
トヨタ アクアの自動車保険の見積もり試算

エコカー割引の適用期間

上表をご覧頂ければ分かるように、エコカー割引が適用される期間を「車の初度登録年月より13ヶ月以内の契約」と設定している会社が多いです。折角エコカーを買ったのに、ほんのちょっとしか(新車で買ったとしても最大2年間)割引を受けられないのは、少し残念ですね。

よって、エコカー割引を優先的に受けたいなら、期間無制限の「マイカー共済」や期間が長めの「ソニー損保」などが検討対象になってくるでしょうか。

なお、中古車や新古車で有ったとしても、登録日からの期間が条件内に収まっていれば、割引は適用されます。

なぜこんなに適用期間が短いのか?

何年経とうが、エコカーである事に違いは無いのに、なぜこんなにも適用期間が短いのでしょうか?新車割引の適用期間よりも短い事に、納得出来ない人も多いでしょう。

その理由は、保険会社が「私達も環境保護の為に頑張っていますよ~!」というアピールをするために、「エコカー割引」制度を利用しているからだと思われます。

また「エコカーだから事故率が下がる」という統計データが無いので、そもそも保険料を下げる理由が無いんですね。そのため、エコカー割引の適用期間は短く設定されているんです。

【コラム】これから電気自動車を始めとするエコカーはますます増えていく

今や自動車は、私達の生活に欠かせない乗り物となっています。しかし、自動車が普及するに連れて、自動車から排出されるガスによる大気汚染や環境破壊の問題が、クローズアップされるようになりました。

エコカー割引

そこで、今注目されているのが、「ガソリンを使わない自動車」です。電気自動車がその最たる例ですね。他にも「トヨタのMIRAI」を代表とする「水素」を使った「燃料電池車」の開発も急ピッチで進められています。

本体価格が高かったり、スタンドの数が整っていないので、全世界で普及するのはまだまだ先になるでしょうが、政府の強力な後押しが有るので、環境整備が整えば、街を走るエコカーの数はどんどん増えていくでしょう。

まとめ

自動車保険のエコカー割引の対象となる車は、ハイブリッド車や電気自動車などです(クリーンディーゼル車は対象外)。ただ保険会社によって、割引を適用する条件が異なるので注意が必要です(例:ソニー損保はハイブリッド車が対象外)。

また、各自動車保険で割引率にそこまで大きな差がないので、その他の割引制度も反映された保険料を比較する事が大切です。

そして、基本的にエコカー割引は新車購入から2年後には適用されなくなるため、自動車保険更新の際に他社との比較を行うようにしましょう。

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